なんで働くのだろうな、働くってなんだろな

マズロー山

今回(一週間前ですが)のToride経営塾の講座は「何故、働かなければならないのか」がテーマでした。

働くのは当然、食べてくため、なんですけど、それ以外に何があるのかな、ということについて。

まずは、働く、というのがどういう風に歴史的に変わってきたという流れについて。

家庭内分業
昔は農作物じゃない物(家財道具や衣服とか)は、農民が農業してないときに、一家で作ってた。
工場制手工業
いろんな技術が発展して、農作物がたくさん取れるようになります。
農作物じゃない物(以下、物)を作る時間が増えて、一家で作るより、みんなで一緒に売り買いしたり作業した方が効率がよいんでない?ということで、人と材料と道具を集めた工場という場所ができます。
工場は人も物たくさんなので、まとめて管理する事が必要になります。管理する人(経営者/資本家)と管理される人(工員)に分かれます。
機械制大工業
技術がさらに発展して、今度は機械が導入されます。
さらに工場に人と材料と道具(+機械)が増えまして、経営者もひとりじゃ管理しきれなくなります。工員も全部ひっくるめてでは扱いづらくなります。
そこで、全体を見る人(経営管理)、仕入・製造・販売などそれぞれの役割に応じてまとめる人(部門管理)、工員をまとめる人(職能長)、そしてその下の一般工員、と分かれていきます。

この流れは100年ぐらいかけて変化してきていて、現代に続いております。

管理する側と管理される側、と働き方が二分されました。管理する側は、替えが効かない専門性を持つので、お金をたくさん得られて、決定権もあって、自由に働ける。(ルールを作る側)
管理される側は、替わりがたくさんいるので、安いお金しか得られず、決められたことに従って働くしかない。(ルールに従う側)

更にこれがどんどん進んで、格差社会、というものになってきています。
働く事だけでなく、資産・情報・健康など全ての物事について、持つものと持たざるもの二極化が進んでいます。

現代のお話

80年代までは、大量生産・大量消費で、良い物を作れば売れる時代。
90年代からは、一通りの物は揃ってしまって、多品種少量生産で、自分だけのもの・人とは違うものを求めるように。

高い物・たくさんの物を持っていれば、豊か(幸せ)ではなくなってきました。

さて、幸せってなんでしょう???

自分のルールに従って生きることが、幸せ、なのでは?
他人の作ったルールに従って生きるか、自分のルールに従って生きることができるか?

欲求五段階説

そしてここで、どどーんと心理学者マズローさんの「欲求五段階説」というのがでてきます。
※詳しく知りたい人はWikipedia読んでさらにぐぐってさらに本読みましょう。

簡単な解説(というか私の解釈。なので違ってるかもしれない。)※下から順に書いています。

生存欲求
死にたくない。ご飯食べたい。眠りたい。
安全欲求
常にどきどきびくびくして生きたくない。治安がよいとこで生活したい。生活を安定させたい。
社会欲求
仲間が欲しい。(精神的な)居場所が欲しい。
尊厳欲求(上位と下位があるよ)
お金持ちになりたい、地位が欲しい、尊敬されたい、賞賛されたい。

この尊厳欲求、どんな欲かわかんなくてもやもやと考えていました。

地位名誉賞賛欲、これあんまりない人もいるなあ、と思ったりもしました。(日本人はあんまりピンとこない人も多いらしい。)
目立ったりせず、穏やかに毎日送れればいいや、みたいな。

「他人が望んでいるであろう行動をして、他人に影響力を持ちたい。」という欲かなーっと考えました。(もやもやしてますが)

他人から想定内の反応が返ってきて、満足を得られるのが下位の尊厳欲求。見返りを求める行動。
イマイチな反応だと、がっかりして行動をやめちゃう。

想定外の反応でも、満足を得られるのが上位の尊厳欲求。見返りを求めない行動。
行動することが目的なので、他人の反応によって行動することをやめたりはしない。(反省はするかもしれんけど)

自己実現欲求
あるべき自分になりたい欲求。

この欲はもやもやしてまだまだわかんないです。尊厳欲求の対象が(自分も含めた)世界に広がった感じかなあ。
自分にしかできないことをやる。自分を通して世界に何ができるかな。

その上は偉人聖人の世界なので、まあいいや。

この欲の階層は一段階ずつ上がって(満足して)いかなくても、段飛ばしでもいけるようですが、それなりに難しいようです。

ここ一週間ほど欲と満足について考えておりました。
欲をどう満足させるかによって、人の生き方が決まってくるのかな、と思います。
なるべく上の欲を満足させるような行動を取るのが、人間らしい生き方ができるのではないかな。

なんで経営学でこの話が出てきたかといいますと、経営って何がしたいってのがわかってないとできんのです。目指す先がないといけない。
加えて、人の欲・求めてる物事がわからないと、マーケティングもできません。

自分の欲と他人の欲を理解しないといけないのですね。

3行まとめ

  • 格差は大きくなっていくよ。
  • 人にはない能力・知識があるのが大きな力になるよ。
  • 何をしたいか、どう働きたいかを考えよう。

ふと気づいたこと

職人さんは高い技術を持ってるけど、技術革新によって機械に代替されることがあるから、専門性が低い、ともいえるのかもしんない。技術を時代に合わせていけれたらそれはすごく高い技術かも。
産業でなくて、文化になってしまえば、そのままでも専門性が高い職になるのかも??

頭をぐるぐるさせながら経営について学ぶ

まだなにものかよくわからない

Torideの経営塾の2期目がはじまりました。

前回の復習も兼ねての2周目です。
2周目ですが、レベルがたいして上がっていないので苦しい戦いとなりました。※戦いません

こちらの講座では、まず最初に用語の定義をしっかりとします。(硬い言葉が多いので混乱)

  • 経営:事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること(大辞泉)
  • 企業:営利を目的として、継続的に生産・販売・サービスなどの活動を営む組織体(大辞泉)
  • 企業経営:社会体系(政治・経済・法律・環境など)の中で、企業の目的を達成するための、運営活動

やりたいことがあったら、きちんと計画して、決めたことをやって、定期的に見直して、おかしな方に向いてたら、計画を立て直しなさい、という、言われてみればあたりまえなことやるのが、経営。
なので、いわゆる会社経営者のものだけではないです。

企業というのも、会社だけでなく、NPOのようなコミュニティであったり、何かイベントをやるためのグループであったりもするのです。1人でやってても、企業です。

やりたいことを実現させるためには、学んでおいて損はないのです。

何かを買って来て、何かしら付加価値をつけて、買って来たときよりも高く売る。 この売ったのと買ったのの差が、利益。
この利益を元に、また何かを買って、作って、売ってを繰り返して、利益から資本をどんどん増やしていくのが、拡大再生産というそうな。
こちらも言われてみれば、当然のことですが、法則という形に定義したのがすごい。(マルクスとエンゲルス)

付加価値をつける、という部分が生産にあたるわけです。(ここではいわゆる製造業限定でお話されました。サービス業などはまた違う。)
生産するには人と機械や道具、材料が必要になります。
ここをどうするかがミソになります。どういう物を作るか、どのように作るか、どのように働いてもらうか。

利益が下がった時に、どうするか。
安易に労働者の賃金を下げたり、サービス残業をさせたりするのでなく、利益を生むためにどうしたらよいのか、効率化を図るのか、品質を上げるのか、企画開発するのか、調べ考え計画をして実行していく。
社会・市場を常に観察しながら、利益がちゃんと生める商品を作れる組織・仕組みを築くのが企業経営なのかな、と思いました。

経営学とは何か、というお話が最初と途中でありました。
こうすれば儲かる、成功する、というようなテクニックが経営学ではありません。なぜそうなるのか、どうしたらいいのか、ということを考える。
考える基礎となる仕組みや歴史を学んでいく。

なんでこういう仕組みなんだろ?どうしたら効率よくできるかな?何をしたら楽しんでもらえるかな?ということを考える力を身につけたいと思います。

豆知識

マルクスさんはイギリス人で、国家体制的にやばい人ということで、ドイツに亡命。ドイツ人でイギリスに亡命。
なので資本論はドイツ語で書かれている。でもこの資本論はエンゲルスさんが最終的にまとめた。
あと、マルクスさんは学者としてはすごかったけど人としてはアレな人であった。

3行まとめ

  • やりたいことは計画的に。
  • 求められるものをいい環境で作って提供しよう。
  • みんなのために何ができるか考えよう。

※やる気 or 時間がないときはこの3行まとめでいきます。