ノルマがなくてどうやって仕事するの

人として扱いましょう(人じゃないっぽいけど)

わたわたしている間にまた受講から一週間経ってしまいました。
Torideの経営塾(正しくは今日から始める経営塾)マネジメント!に入りました。わー経営っぽいですね。

マネジメントがなんで生まれたのかという歴史から。

前回、働くというのがどう変わってきたか、という流れを聞きましたが、そのおさらい的なお話。

17世紀ごろ

ヨーロッパ(英国だったかも?)にて、農業から工業に産業の重点が移行。
機械が導入されて、部品がいっぱいで複雑なものを組み立てる重工業化が進みます。
人が増えて、いろんな人がいろんな仕事をするようになります。
経営者ひとりで全部見て回る、なんてことが無理になってきます。
そのため、各仕事毎にまとめる人、管理者が必要になってきます。

18世紀ごろ

アメリカでは造船業が盛んになります。船、でかい、複雑、人いっぱい。
各仕事は親方的な人がまとめてましたが、親方も含めてみんなでサボる(サボタージュ)!なんてことがおきたりしてました。すごいやアメリカ人。経営者困っちゃうね。

19世紀ごろ

貿易が盛ん。そして戦争の時代です。

20世紀初頭ごろ

科学的管理の原理:テイラー

ここではじめてノルマ、という概念が出てきます。この時間でこのぐらい作れる、というのを調査して、それに従ってこんだけ働きなさい、という指標を示します。
そして飴とムチな、よく働いたらボーナスつけて、サボったら減給、という働く意欲を持たせる方法。
仕事をうまく回すために、仕事の種類別(製造・販売・財務・企画など)にまとめた組織を作る。
(前期の講座の資料見たら、ライン&スタッフ方式とメモってありました。通常業務部門(ライン)と企画部門(スタッフ)を分ける。)

ほかっとくとサボるので、管理が必要、ということから出てきたそうな。
アメリカ人はほかっとくとサボるのか!というのが一番の驚きでした。日本人真面目だ。

管理過程論:ファヨール

計画を立てて、計画実行できる組織を作って、運営していく、というプロセスが経営管理ですよ。

官僚組織論:マックス・ヴェーバー

よく見る組織図のピラミッド型・トーナメント型の組織が合理的に管理的できますよ。
それぞれの部門ごとに管理者とつけて、さらに上に管理者をつけて、さらにその上に…という組織。

必要に応じて対応してきたら、マネジメントが生まれた(という概念を見つけた?)、という流れのようです。

このような流れで、人は管理が必要、ということになったのですが、いろいろ課題が出てきます。
* できる人並の仕事を全員に求める→みんなでサボる
* 誰でもできる仕事が増える→入れ替え可能なので扱いがぞんざいに
* いろんな仕事が増える→扱いどうするの?

人間関係論:メイヨー・レスリスバーガー

人はどういう環境ならよく働くかというのを調べるホーソン実験というのが行われました。
がちがちに管理した環境より、仲間と仲良く気持ちよく働ける環境の方が作業効率が上がる、ということを見つけました。

バーナード理論

リーダーの資質がチームを変える!

人は怠けるから飴とムチで管理するんだ、という考えから、人はいい環境があれば効率が上がるから、よりよく働けるような組織作りをしよう、という考えに発展してきました。

Topicsとして、前回やったマズローさん、マクレガーさん、バーリ/ミーンズ、ウィスラー、ドラッガーを紹介されました。詳しくは調べてね。

現代

1950年ごろは、軍需で、お客さんは国。作ったら作っただけ売れていた時代でした。
しかし、現代は民需。お客さんが一般の人になって、ただ作っただけでは売れない時代になりました。

どういう物を作ったらいいのか、どう売ったらいいのか、どういう組織にしたらいいのか、なんて解決すべき課題が出てきました。
そこで、いろんな理論が出てきます。

マーケティング
買ってもらる、求めているものを提供する
コンティンジェンシーアプローチ
状況に応じて組織形態を変える
企業と社会の理論
社会のためになるものを提供する
経営戦略
マーケティングに合わせて、将来を見据えた計画を立てる

さて、ここまで聞いてきて、マネジメントって結局何だろう、となります。
経営のテクニック的なものではないというのはわかります。
もっと基礎のものです。とても広いものというのもわかります。

マネジメントの大本はたくさんの人と物を効率よく管理するために生まれました。
そこから、企業どんどん大きくなって、あれやこれやと問題が出てきて、それを解決すべく試行錯誤しながら実践検証し、そこから新しい理論が導きだされるようになりました。
問題があって、それをなんとかしようとしてる限り、マネジメントは変化と拡大をしていくんだろうなと思います。

でも基礎の基礎は、人と物の管理。ここができてないと、それ以上のことはできないのだと思います。

3行まとめ

  • ノルマは働く指標になるね
  • 人は人として扱ったほうが生産性が上がるよ
  • 作ったら売れる時代は終わっちゃったから次の手が必要だよ(→次に続く)